レビュー:PS5用外付け冷却ファン『SCRY Artic』の効果は? 冷却性能や駆動音、装着方法をチェック

Ak
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 SCRYがKibidango(きびだんご)にてクラウドファンディングを受付中のPS5本体用冷却装置『SCRY Artic(スクライアーティック)』のレビュー記事をお届けします。

内容物は本体のみ! シンプルな梱包で取り出してすぐに使える

 まずは開封! とはいえ、内容物や梱包は実にシンプル。


 外箱から内箱を引っ張り出します。出っ張っている部分を引っ張るだけですが、梱包がかなりピッタリなので、少し外箱を広げて余裕を持たせると取り出しやすいです。

 内箱を開けると、簡単な取り付け方の図解が!

 内箱のふたをとると、クーラー本体がお目見えです。

 こちらがクーラー本体。表側(外側)にはSuperSpeed USB(USB 3.0)ポートがあります。

 なお、本体以外の内容物はとくになし。

 裏側(本体側)はこんな感じ。6つの高速ファンが装着されており、PS5本体の排気口から熱を排出します。

『SCRY Artic(スクライアーティック)』の本体への装着は非常に簡単! USBポートに差し込むだけ

 クーラーの取り付けは非常に簡単。背面のUSBポート(右側)にクーラーのUSBを差し込むだけです。

 そのまま真っすぐ差し込もうとするとクーラーの出っ張りが邪魔になるので、PS5背面の隙間に出っ張りを差し込むようにすると、USBをセットできます。

 こちらが装着した写真。差し込むUSBポート以外の端子は塞がないようになっています。またクーラーにはSuperSpeed USB(USB 3.0)ポートが付いているので、USBポートは減らさず、さらに高速でのデータ移動が可能になります。

 デザイン的にもPS5背面のカラーリングとマッチしているので、違和感がないですね。

 取付けも取り外しもネジなしで簡単に行えて、端子の数も減らないので、装着後も基本的にはふつうにPS5を使う感覚と変わりません。縦置きでも横置きでも使えます。ただし新型PS5には対応していないので、それだけはご注意を!

冷却性能の高さに驚き! 駆動音は通常時と比べると気になる場合も

 PS5クーラーを使うメリットは、なんといってもPS5本体を冷却して熱暴走を抑えられること。

 通常使用であれば基本的に熱暴走の心配はありませんが、高負荷なゲームを長時間プレイする場合にフリーズなどのリスクを下げられるので安心です。

 ぶっ続けで7~8時間ほど『スパイダーマン2』をプレイしてみましたが、通常時はそれなりに熱くなる本体も、ほぼ熱さを感じないほどでした。

 高速冷却ファンのおかげで効率的に熱を冷ますことができています。一般的なクーラーはCPU近辺の冷却性能が心もとないものも多いですが、本製品は6個ものファンのおかげで全体的に冷却できるのが強みです。

 もうひとつ気になるのが駆動音。

 PS5の場合、クーラーなしでは起動時以外はほぼ無音なので、クーラー装着時のファンの音が気になる人は気になるかもしれません。

 とはいえ、約40DBAとクーラーとしては静音設計になってはいるので、ゲームを遊んでいる最中はそこまで気になるほどでもないですね。

 ただしレストモードで使う場合は注意が必要。

 レストモードにしてもしばらくの間はファンが起動しっぱなしなので、駆動音が気になるかもしれません。なお、レストモード後は数時間ほど経過するとファンも停止しました。

 電源をオフにすると駆動しないので、気になる人は基本的に電源をオフにするといいでしょう。

 基本的にはPS5本体のファンでも冷却性能は十分ではありますが、高負荷のゲームを長時間プレイするヘビーユーザーにとっては頼れる存在となるPS5本体用冷却装置『SCRY Artic(スクライアーティック)』。PS5の寿命を伸ばして長期的に使いたい人にもオススメです。

 すでに目標金額は達成済みですが、12月21日23時59分までサポーターになることができるので、気になる人はぜひ下記クラファンサイトをチェックしてみてください!


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