悪夢のような雰囲気がたまらない！『恐怖の世界』は不気味な怪事件を解決するコズミックホラーRPG【電撃インディー#509】

　電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、panstaszがSteamで配信中の『恐怖の世界』をご紹介します。

　なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます！

　電撃インディーの生放送でも『恐怖の世界』を配信しており、アーカイブもあるので、あわせてチェックしてみてください。

第281回はホラー大好きオッシーが『恐怖の世界』をプレイ！

白黒のグラフィックと独特な世界観に引き込まれるコズミックホラーRPG

　本作は、旧き神が目覚めたことで引き起こされる世界の終わりを防ぐために、次々と発生する怪事件の謎を解いていくコズミックホラーローグライトRPG。

　説明文にある“旧き神”という言葉を聞いてピンときた方もいるかもしれませんが、クトゥルフ神話がモチーフの一つとなっています。

　また、漫画家・伊藤潤二氏の作品からも影響を受けているとのこと。白黒のゲーム画面からも、その影響がなんとなく感じられてゾクゾクしますね。

　プレイヤーが行動することで“破滅値”が上がり、100％になるとゲームオーバーというシステムも、クトゥルフ神話TRPGの“正気度”が思い浮かんでワクワクしてしまいます。

　本作の舞台は“塩川町”という何の変哲もない町です。ところが、旧き神が目覚めたことにより怪事件が頻発する事態に。

　プレイヤーはこの町で起こる事件の謎を解き、やがて来る破滅を防ぐために行動することになります。

　ただ謎解きをするだけでなく、時には怪異たちとバトルになることも。バトルシステムはターン制となっており、突然襲われることもあるため、緊張感のある戦闘が楽しめます。

　全体に漂うおどろおどろしい雰囲気や独特な世界観が、好きな方にはたまらない作品となっていますので、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。

『恐怖の世界』リリーストレーラー

『恐怖の世界』とは（Steamストアページより）

　旧き神が目覚め、狂気が渦巻く世界へ這い出てこようとしている。病院、廃校、古いアパート、鬱蒼とした森、至るところで発生する奇怪な存在と不可解な出来事が塩川町の住人たちの理性を削り取っていく。これは因果応報なのか？　それとも人知を超えた存在の策略なのだろうか？

　世界の終わりは近い。それがこの『恐怖の世界』。滅亡を防ぐためには崩壊を導く恐怖そのものと対峙しなければならない。ターン制の怪異とのバトル、そして容赦のない選択肢が紡ぎ出す、この地獄のようなコズミックホラーローグライトRPGを生き延びろ。

　闇の儀式を執り行い、不気味な真実を掘り起こし、複数の怪異にまたがる謎を解く……どの怪異においても、伊藤潤二氏およびH.P. Lovecraft氏の世界観を元に生み出された悪夢のような存在の数々があなたを歓迎するだろう。

・アーリーアクセス版では、5名のキャラクターから主人公を選ぶことができ、10件の怪異の調査が可能。
・ほとんどの怪異はマルチエンディングとなっている。
・Hammers On Bone、The Salt Grows Heavyなどの著名な小説家、Cassandra Khaw氏が共に恐怖の世界を彩る。
・MSペイントで描かれた1ビットの世界と、それに共鳴するホラーチップチューン。

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