17周年を迎えた『アラド戦記』イベントレポート。会場にはプレイヤーと開発チーム、両方の愛を感じられるコンテンツがぎっしり

たく坊
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 ネクソンが運営する『アラド戦記』のリアルイベント“ARAD PARTY 2023”が、11月12日にベルサール渋谷ガーデンで開催されました。

 本作はネクソンが贈るベルトスクロールオンラインRPG。“ARAD PARTY 2023”は、17周年を迎えた本作を記念して開催されたリアルイベントとなります。……17周年! 歴史の長さを感じます。自分の17年前というと…………はい、考えるのはやめておきましょう。

 本記事では、イベント会場の模様とともに、会場で楽しめた内容をお届けしていきます。行けなかった、という方もぜひ目を通してみてください!

アーチャーになれるコーナーも。『アラド戦記』17周年を記念してさまざまな催しが実施

 “ARAD PARTY 2023”の会場には、ミニゲームやグッズ販売、イラストの展示など、来場者を楽しませるコンテンツが盛りだくさん。

 来場者には、ゲーム内外問わずのマスコットキャラクター“ダンジン”をイメージした“ダンジン紙袋”が配布されていました。ダンジン、は公式アカウントでお馴染みのキャラクターですね。壺愛好家・28歳の青年です。

 配布物は2種類あり、イベントのアンケート、スタンプカードに加え、金のコイン&ポストカード、もしくは銀のコイン&クリアファイルが入った紙袋が用意されていました。どちらをもらえるかはランダムです。

 金のコイン、銀のコインは、イベント終了時にグッズと交換できるものです。金のコインは“バカルのデスクマット”、銀のコインは“アーチャーのアクリルスタンド”となります。どちらも良いですね。

 また、スタンプを集めてビンゴカードと交換できる“スタンプカード”も紙袋と同時に配布。スタンプカードは、会場の催しに参加することでスタンプを集め、ビンゴカードと交換するもの。ビンゴカードは、ステージイベントの最後で行われるビンゴ大会で使用するものとなります。紙袋のデザインはもちろん、嬉しいプレゼントに来場者もニッコリすること間違いナシ! レアなアイテムと言えるでしょうし、大事に保管しておきたくなります。

 それでは、実際の会場の雰囲気はどんなものだったのか、以下で内容を紹介していきます。

フィジカルミニゲーム

 ミニゲームの1つ、“フィジカルミニゲーム”では、新職“アーチャー”の気持ちを味わえる的当てができます。普段あまりこういったミニゲームを遊ぶ機会はないので、新鮮な気分で楽しめました。

 参加するとスタンプカードにスタンプを押してもらえるほか、真ん中の的に矢を的中させると、スタンプとは別にビンゴカードが贈られます。ある意味、フィジカルも試されるミニゲームと言えそうです。「ズドン!」という音が会場に響き、参加者は一喜一憂して楽しんでいた模様です。

PCミニゲーム

 “PCミニゲーム”は、用意されたPCで、“ビートダンジンの挑戦”や“アラドバーガーリターンズ”といった、新旧問わず人気の5種類のミニゲームが遊べました。どれも遊びやすいので、時間に制限がなかったらずっと夢中になってしまいそうです。

 5種類のうち1つ遊べば1つ、スタンプカードにスタンプを押してもらえます。2種類遊ぶだけでビンゴカード獲得のチャンスとなっていました。

 PCミニゲームを遊ぶ来場者の反応は、黙々と遊ぶ人、懐かしむ人、純粋に楽しむ人など、反応はさまざま。改めて、『アラド戦記』の長さを感じますね。

グッズ販売

 本イベントを記念した、アイテムクーポンや缶バッジがラインナップしたグッズ販売も実施されていました。長蛇の列を形成しており、グッズ購入を目的としたプレイヤーもいらっしゃったのではないでしょうか。

 隣にあるトレーディングコーナーでは、購入したばかりの缶バッジを交換する来場者の姿もありました。開けるまでのワクワクと、交換を探して同志に声をかけるドキドキがそこにあったのではないでしょうか。こちらもイベントの盛り上がりに一役買っていた印象です。

寄せ書き

 物販コーナーの横には、来場者が寄せ書きをするフラッグも用意されていました。こういうコーナー、足を止めて眺めたくなってしまうんですよね……。

 それぞれのプレイヤーが想いを記載する大きなフラッグで、イベント終了後、ネクソン本社に飾られるとのことです。なんて素敵な企画。プレイヤーのコメント(という名の愛)が開発者に届くのは、どちらにとっても非常に嬉しいはず。


キャラ人気投票

 キャラクターの人気投票として、いくつかのキャラクターがピックアップされた人気投票が行われました。

 マスコットキャラクターであるダンジンはもちろん、本作のファンではおなじみの、ステージイベントにも登壇したプロレスラー・松田さんも投票対象(!)となっています。このような試みはなかなか見かけないので、面白いなと思わざるを得ません。

芸術祭作品展示

 “第14回アラド芸術祭”の作品が壁一面に張り出され、イベント会場を彩ります。見応えがありすぎて留まりたい……。

 作品は、アニメ部門、アバター部門など、いくつかのジャンルに分かれての展示に。どれも高いクオリティの作品となっていて、来場者からは感嘆の声があがっていました。思い出の一部となってくれるはずです。

 なお、アラド芸術祭作品の投票結果は、最後のステージイベントで発表となりました。

最新情報が発表! ステージイベント

 本イベントでは、色々なアクティビティだけでなく、ステージイベントも実施。オープニング&第1部と第2部&エンディングの2部構成で、トークやミニゲームが行われました。

 第1部では、過去に『アラド戦記』のイメージキャラクターを務めたプロレスラーの松田慶三さん、みそしるちゃんねるというチャンネルでゲーム動画を投稿している石川利恵さんが登壇。声の出演で、本作のキャラクター“ニアリ”も参加しました。

 企画や物販を紹介するオープニングでは、タオルを大量購入したい松田さん、ガチャが好きなのでランダム缶バッジを引きたい石川さんが、楽しそうに本イベントの内容を紹介します。タオル……確かにいくらあっても困らないな、と、1人で納得していました。ランダム缶バッジの誘惑も逃れにくいですよね。

 その後、一通り会場の催しを紹介した後、ニアリの合図で、スタートのコールが行われ、大きな拍手に包まれました。

 第2部は、イベントの終盤で実施。なお、第2部の開発トークや最新情報のコーナーは、YouTubeでの配信も行われました。詳細はこちらで確認できますので、見逃してしまった方はぜひ。

 後半も松田さん、石川さんが登壇。ここでは二択クイズが実施されました。最後の問題まで残り続けた人には、ビンゴカードが贈られます。

 クイズでは、○と×に分かれた来場者による大移動が開始。数問を終えると、松田さんVSGM2人による腕相撲対決も行われました。この腕相撲の2択に勝利した参加者に、追加でビンゴカードが配布されました。


 2択ゲームを終えると、開発トーク&最新情報の発表。『アラド戦記』ディレクターのパク・ジョンミンさんと、開発兼通訳のエルさんが登壇し、冒険者に向けた、生の声をお届けします。

 異名スキンについてや、キャラクター名変更権について言及。問題点を並べていき、その改善策については直接情報をお届けする内容に。今後の改善も積極的に行うとのことでした。

 今後のアップデートロードマップとして、“仙界”の情報が公開。その他にも、「何も考えずにキャラクターを育成できる」と紹介された“エピックロード”関連の情報には、会場からは笑い声もチラホラ。ギフト&イベント報酬のアイテムも合わせて、注目の内容です。

 最後には、パクさんが練習してきたという日本語で、直接思いの内を語りました。

 続いて、アラド芸術祭“ARAD PARTY 2023賞”の発表が行われました。残念ながら受賞者は来場していないようでしたが、芸術祭に参加した人の中から数人の姿がありました。

 最後の催しとして、本イベントで集めたビンゴカードを使用した、ドキドキワクワクのビンゴ大会が開催。見事ビンゴを果たした来場者へは、限定17名の“異名セット箱”がプレゼント! 当選した人は、笑顔でステージを後にしました。良い記念ですね。

 エンディングの後、本ステージとともにイベントが終了。

 “ARAD PARTY 2023”は、『アラド戦記』愛にあふれたファンに包まれた、素晴らしいイベントであることがうかがえました。パクさんからのトークもあり、今後の展開にも期待できそうです!

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