『ポケットに冒険をつめこんで』3話感想。世界で一番弱くて情けない、“コイキング社員”を進化させろ!!
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毎週木曜日、深夜24時30分からテレビ東京系列にて放送中のドラマ『ポケットに冒険をつめこんで』第3話の感想を紹介します。
本作は、1996年にGB用ソフトとして登場して大ヒットし、現代まで続く人気シリーズとなったRPG『ポケットモンスター(ポケモン)』をテーマにしたオリジナルドラマです。
大人になって久しぶりに手にした『ポケモン』をきっかけに生活に小さな変化が起き始める赤城まどか(西野七瀬)を主人公に、心温まる物語が展開していきます。
本記事では、ゲームになぞらえたドラマならではのオリジナル画面を始め、『ポケモン』要素が盛りだくさんのドラマの感想を紹介します。
第3話 感想
第3話は、主人公まどかが所属する会社・ADventureの同僚である小出優希(世古口凌)をフィーチャーしたエピソード。
最年少社員で、本人は前向きでも仕事ができない青年、小出くん。会社ではまるで役に立たなかったのですが、とある事件で一念発起し、覚醒する姿をコイキングの進化になぞらえて描いていきます。
コイキングな小出くん
今回サブタイトルにもなっているコイキングは、『ポケットモンスター』シリーズではお馴染みの最弱モンスター。
その名の通り魚の鯉をイメージした愛らしい姿ですが、初代の『ポケモン』図鑑でも、世界で一番弱くて情けないと評されるほどの弱小モンスター。
そんなコイキングも、育てれば強力なポケモン“ギャラドス”へと進化し、一気に強くなります。最初は弱いけど育てれば強くなるという、大器晩成型ポケモンの代表格といえるでしょう。
小出くんは進化できるのか
今回は、ダメダメ社員の小出くんをコイキングに例え、まどかは彼をなんとか進化させようと頑張ることになります。
そんな小出くんは、タマデパートの広告案件を任されることになるのですが、そのプロジェクトに現れたのが、わがまま女優の草野絵里花(工藤遥)。
女優のわがままに振り回され、情けない立ち回りを見せてしまいますが、これをみたまどかは、経験を積ませて進化させるしかないと、サポートすることになります。
まどかはこの小出進化計画に悪戦苦闘しますが、その弱さと情けなさはそう簡単に治るはずもありません。1度は諦めて“もういい、もどれ”と命令することになります。
しかも彼は草野絵里花が要望したドレスを用意できず、彼女の機嫌を損ねてしまい、撮影が止まってしまうハプニングが発生。
そんなコイキング社員こと小出くんですが、まどかの厳しくも想いのこもった叱咤激励を受け、いよいよ進化のときを迎えます!
「おや? コイキングのようすが……」
自分の殻を破り、ギャラドスに進化した小出くんは、わがまま女優を見事説得してみせ、撮影に成功するのでした。
この画面、実際にコイキングが進化する画面が使われており、コイキング好きの人にはなんとも嬉しい演出でした。
実際にコイキングからギャラドスに変わったほどの変化があったかどうかは不明ですが、今後は彼も会社の仲間の1人として、活躍してくれそうです。
恒例の演者について語りたいタイム
今回フィーチャーされた小出くんを演じたのは、弱冠26歳の新鋭、世古口凌さん。
代表作はもちろん『機界戦隊ゼンカイジャー』のライバル、ステイシー/ステイシーザー。近年では『いちばんすきな花』にも出演しており、今後の活躍が期待されます。
特撮出身の俳優がいると、ついそっちの役名で呼んでしまいがちな特撮好きです。なんか、別番組で見かけると、応援したくなりますね。
そしてもう1人、わがまま女優を演じたのが工藤遥さん。言わずと知れたモーニング娘。の元メンバー。
そして、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でのルパンイエローこと早見初美花役でもあります。
この作品、元特撮系のゲストが多くて特撮好きとしては嬉しい。そして西野七瀬さんと工藤遥さんの共演は、アイドル好きとしても嬉しい。小さな嬉しいが重なったエピソードでした。
まどかの『ポケモン』進捗は?
まどかの『ポケモン』は、今回タマムシシティまで進んでいるようです。ハナダシティからクチバシティ、シオンタウン、そしてタマムシシティと進むので、前回より進んでいますが、まだ先は長いですね。
ちなみに、ここのジムリーダーの名前は“エリカ”。今回登場する女優の名前にもかかっています。
『ポケットモンスター スカーレット』
『ポケットモンスター バイオレット』
『ポケモンセンター スカーレット・バイオレット』ダブルパック
※画像は公式Xのものです。
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