『サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル』1人でもみんなでもJoy-Conを振ってもボタンでも遊べる自由度の高さが魅力。上達を感じられるのもうれしい!

ライターM
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 セガが贈るNintendo Switch用リズムアクションゲーム『サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル』の発売日は8月30日。プレイ可能になるまであとわずかとなった今回は、以前のプレイレポートとは異なる視点でのプレイインプレッションをお届けします。

『サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル』プレイインプレッション

 今回は製品版と同等のデータで、思う存分遊び放題! 現時点では未公開となるお楽しみの楽曲までプレイさせていただきました。

 流れてくるリズムダマ(丸い音符のようなモノ)が画面内6つのサークルにそれぞれ重なる瞬間、マラカスに見立てたJoy-Conをタイミングよくシェイクするだけで手軽に遊べるのが魅力♪

 本作の醍醐味の1つである、指示されたポーズをとるポージング! アミューズメント施設でプレイをしていた当時は、少しだけ気恥ずかしさを感じたものです。でも、家ならばそんな心配なし!


 ストイックに極めるというよりは、ノリノリの楽曲でワイワイ盛り上がる場に最適な1本。リズムゲームとしては珍しい速度変化“ハヤクナール”や“おそはや!”、ペナルティゾーンの“地獄玉”など、バラエティ豊かなハプニング演出にも注目です。

収録楽曲は多種多様

 収録曲リストを見て「洋楽は詳しくないから……」と様子を見ている方でも、曲名を動画検索すればきっと聞き覚えのある楽曲があるでしょう。

 例えばカーリー・レイ・ジェプセンの『I Really Like You』は音楽配信サイトや化粧品のCMなどにも使用され、PVには俳優のトム・ハンクスが出演したことでも話題を呼びました。

 ほかにもJ.ガイルズ・バンドの『Centerfold』は自動車や生ビールのCMで、『The Cup of Life(La Copa de la Vida)』は1998 FIFAワールドカップ(フランス)の公式楽曲としても有名ですよね。

 そんな洋楽メインの本作ですが、『デジタルデラックスパック』に同梱される『ソニックミュージックパック』や『セガミュージックパック』(後日配信予定)にはおなじみのゲームミュージックも多数収録されています。

 さらに、アニメ『呪術廻戦』のOP『廻廻奇譚』や国民的な大ヒットサンバ曲『マツケンサンバII』、ボーカロイド楽曲『KING』が追加される『ジャパンカルチャー ミュージックパック』もあるとか!

  • ▲筆者と編集さんが真っ先に選んだのは『Fist Bump』。セガ&ソニック好きなら見逃せないナンバーです(画面は同時2プレイの“ふたりでパーティー”)。

主な収録楽曲

・「Make Way」 by Aloe Blacc
・「Break Free ft. Zedd」 by Ariana Grande
・「Pompeii」 by Bastille
・「You Give Love A Bad Name」 by Bon Jovi
・「I Really Like You」 by Carly Rae Jepsen
・「Payback (feat. Icona Pop)」 by Cheat Codes
・「Karma Chameleon」 by Culture Club
・「Let You Go (feat. Kareen Lomax)」 by Diplo & TSHA
・「Good Feeling」 by Flo Rida
・「Runaway (U&I)」 by Galantis
・「I Will Survive (Eric Kupper Mix Extended)」 by Gloria Gaynor
・「I Love It」 by Icona Pop
・「Centerfold」 by J Geils Band
・「Bang Bang」 by Jessie J, Ariana Grande, Nicki Minaj
・「Sucker」 by Jonas Brothers
・「Move Your Feet」 by Junior Senior
・「TiK ToK」 by Kesha
・「Just Dance」 by Lady Gaga
・「Moves Like Jagger (feat. Christina Aguilera)」 by Maroon 5
・「You & Me」 by Marshmello
・「Panama」 by Matteo
・「Pa’lla」 by Max Pizzolante
・「Plastic Hearts」 by Miley Cyrus
・「I Won't Let You Down」 by OK Go
・「Good Time」 by Owl City & Carly Rae Jepsen
・「Celebrate」 by Pitbull
・「The Cup of Life」 by Ricky Martin
・「XS」 by Rina Sawayama
・「Bom Bom」 by Sam and the Womp
・「Get Busy」 by Soolja
・「Azukita」 by Steve Aoki, Daddy Yankee, Play-N-Skillz & Elvis Crespo
・「Macarena(Cover)」
・「La Bamba(Cover)」
・「Vamos a carnaval」
・「Fugue(classic)」
・「Scent of Your Sweet Love」
・「Let’s find and shake it」
・「Chosen Mask」
・「FistBump」 from 『ソニックフォース』
・「Escape from The City」 from 『ソニックアドベンチャー2』
●DLC『ジャパンカルチャー ミュージックパック』(税込価格:550円)
・「廻廻奇譚」 by Eve
・「KING」 by GUMI
・「マツケンサンバII」 by 松平健
●DLC『ソニックミュージックパック』(税込価格:550円)
・「Open Your Heart」 from 『ソニックアドベンチャー』
・「Reach For The Stars (Re-Colors)」 from 『ソニックカラーズ アルティメット』
・「I'm Here」 from 『ソニックフロンティア』
●DLC『セガミュージックパック』(税込価格:550円)
・「ばかみたい【Taxi Driver Edition】」 from 『龍が如く』シリーズ
・「Go Go Cheer Girl!」 from 『スペースチャンネル5 パート2』
・「怪盗Rのテーマ」 from 『リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産』

“ボタンでプレイ”の操作感は?

 Joy-Conをマラカスに見立てて遊ぶ本作ならではのプレイスタイルは前回のプレイレポートで触れていますので、今回は手狭な空間でも気兼ねなく遊べる“ボタンでプレイ”モードの操作感をお届けします。


 リズムダマに対応する上、左、下ボタンとX、A、Bボタンは体感操作よりも圧倒的に連打がラク! 運動不足の人でも筋肉痛などを心配せず遊べるのも利点です。

 本作の大きな特徴である“ポージング”も難易度が一気に下がり、3~4連続ですることになっても、疲れは感じません!


 ただし、外部ディスプレイに出力して遊ぶ際は、Joy-Conグリップがオススメ。とくに矢印に対応したアナログスティック操作の際、Joy-Conの左右が固定されているだけで、一気に操作しやすくなります。

 また、“ふたりでパーティー”を楽しむにはJoy-Con(もしくはコントローラー)が2セット必要になる点にもご注意を。

 ただ、“ボタンでプレイ”に高難度で挑むと、連打などがややたいへん。あくまでメインとしているのは感覚的にプレイできる“ふってプレイ”なのかもしれません。

 最後に、プレイを盛り上げる要素としてカスタマイズにも軽く触れておきましょう。プレイヤーキャラであるアミーゴ君には、洋服や帽子といったコスチュームからフェイスカラー、マラカス、効果音にアイコンスタンプなど、さまざまなカスタマイズアイテムが用意されていて、プレイを通じて稼いだゲーム内通貨で購入可能となっています。

 スコアアップといった特殊効果の類いはないのですが、ネットワークプレイ時のアピールなど、気分をアゲてプレイするのに大いに役立ちます。


  • ▲ファンキーな装いから、なんらかの理由で変色したような見た目までバリエーション豊富。

  • ▲マラカスの見た目も、猫の手やら謎のスイーツ、さらにはぷよぷよも!? デジタルデラックス版、もしくはデジタルデラックスのコンテンツのみを購入できるDLCオールインパックを購入するとこのような楽しみ方も!

  • ▲絵的にはまったく伝わりませんが、効果音の“猫の鳴き声”と“鹿威し”は個人的にオススメです!!

うまくなっていく過程が楽しい!

 最初は上手にプレイできなくても、徐々にうまくなっていき、クリア後のRANK(評価)が上がっていくのが楽しいんですよ。リズム感がそこまでなかったとしても、遊んでいるとやっぱり上達するものですね。

 難易度は楽曲ごとに4種類用意されており、自分の上達具合にあわせて自由に選べます。初心者から上級者まで安心して楽しめるのも本作の魅力ですね。とはいえ、正直、最高難度にすると、筆者はまったくついていけませんが!

  • ▲RANK Sを獲得できると、やっぱり心が踊りますね!

 1人でのプレイも楽しくできますが、やはりみんなで集まってワイワイプレイするほうが何倍も楽しいタイトルであることは間違いありません。夏の暑さを避け、みんなで室内で盛り上がるのはいかがでしょうか?

©SEGA
※画像は開発中のものです

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