感想:『ハチャウマ』の大障害はレースゲーム+αのわちゃわちゃ感が楽しい! ルールや注意点も解説【ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!】

電撃オンライン
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 Cygamesが2024年発売予定の『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!(ハチャウマ)』のプレイレポートをお届けします。
※対応機種はSwitch/PS4/Steamでジャンルはハチャメチャカジュアルアクション。プレイ人数は1~4人(オンライン1~4人)。

 プレイしたのは、7月14~16日に京都で開催された“BitSummit Let's Go!!”(ビットサミット2023)に出展されたものです。

第一印象は運動会というよりレースゲーム。オートランのなか、ライン移動で高順位を目指せ!

 試遊できた競技は“ファン大感謝祭 大障害”。スペシャルウィーク、サイレンススズカ、トウカイテイオー、ゴールドシップを使用できました。

  • ▲ゲートインや実況演出もあり、なかなかにぎやかな仕様。気持ちが盛り上がる!

 ウマ娘ごとに能力差やスキル内容の違いがあったと思うのですが、今回の短時間のプレイでは細かい部分の正誤確認が難しかったので、またの機会で。どのウマ娘もドット絵ながら感情表現&アクション表現が豊かでかわいかったという事実だけ、お伝えしておきましょう。

●スペシャルウィーク

  • ▲“スタミナデリート”で周囲のウマ娘のスタミナを奪っていたような?

●サイレンススズカ

  • ▲“スピードロブ”で周囲のウマ娘の移動速度を落としていた気がします。

●トウカイテイオー

  • ▲“スプラッシュダッシュ”でやや長い距離を高速移動。使い勝手がよさそうでした。

●ゴールドシップ

  • ▲“パイショット”により、前方にいる遠距離の相手を妨害しているようでした

 というわけで実際に遊んだ第一印象ですが、少なくとも“ファン大感謝祭 大障害”はアクション・運動会というよりも、レースゲームに近いプレイフィールだったこと。

 というのも、ウマ娘の任意移動は上下のライン取り(レーン移動)がメインで、自動的に走るオートランによってひたすら右(ゴール)へと移動するタイプだったからです。戻ったり、止まったりはできません!

  • ▲オートランでゲームが進みます。
  • ▲グラウンドだけでなく、他人の家でも直進していくめちゃくちゃ感が素敵です(笑)。
  • ▲基本操作はこちら。複雑な操作がないので、誰でもすぐに楽しめます。

 これがアクションゲームなら、「オレはゴールを狙うよりも、周囲のプレイヤーを妨害するぜ」みたいな動きもありうるのですが、“ファン大感謝祭 大障害”の勝利条件はあくまで“障害物を避けながら、早くゴールすること”なんですね。なので、レースゲームという感覚が強い。

  • ▲上のルートは障害物があり、下のルートにはジャンプ台が。ライン取りでどちらのルートを選ぶか、悩みますね。

 水に落ちないようにジャンプして移動したり、ジャンプ台を利用するためにライン移動を駆使したりするわけです。

  • ▲ハードルをジャンプなどで避けながら進むことに。プールでは、水に落ちないようにジャンプ移動することも大事です。水の中では速度が大幅に落ちてしまうので。

 相手の後ろにつけるとスリップストリームで速度がアップするなんて要素もあり、レースゲーム的ですよね。

  • ▲スリップストリームやアイテムなど、さまざまな要素が用意されています。

 基本アクションはライン取りとダッシュ、ジャンプ、パルクールアクションといったところ。

 瞬間的に短距離を高速移動できるダッシュはスタミナ消費制なので多用できませんが、かなり重要。ダッシュに相手を巻き込むと妨害できるので、スリップストリーム→ダッシュで前を走るウマ娘を押しのけて前に出るのがセオリーの1つとなります。

 ジャンプとパルクールアクションはどちらも障害物を避ける際に使いますが、ジャンプはリスクが低いかわりに移動速度が少し落ちてしまうというデメリットが存在。

 一方、華麗なパルクールアクションは速度が落ちないのですが、それを繰り出すためにはタイミングよくボタンを押す&スタミナを消費するというデメリットがあります。ボタンを長押しすることでも繰り出せますが、ボタンを押している間はスタミナが減ってしまうのが悩みどころ。アクションの腕前と性格が出るー。

勝利条件はスコアで判定。高順位を取るのが大事だけど、アイテム獲得も大事!

 そんなわけでレースアクション的な『ハチャウマ』ですが、単なるレースゲームではありません。勝利条件はゴールに早くつくことではなく、スコア争いとなります。

  • ▲差をつけられて画面外にコースアウトしてしまうとポイントが減るので注意!

 スコアは最速でチェックポイント的なゴールの順位によるところが大きいのですが、それだけではなく、ステージに配置されたアイテムによっても獲得できるところがポイント。

  • ▲おわかりでしょうか? ステージ途中でも「+1pt」とスコアを獲得できていることを。
  • ▲チェックポイント的な各ステージの順位(ポジション)によって、大きなスコアを獲得できます。

 安全な道を早く進んで高順位を狙うのか、リスクが高い道を選んでスコアアップアイテムの回収を狙うのか……みたいな二択を迫られる場面もありました。

  • ▲下はシンプルなルートですが、上は障害物が多い代わりに金色のアイテムが! ライバルがいないルートを選ぶなんて戦略もありですよね。

アイテムやアクションでの妨害もあり! パーティーゲームや乱戦ゲーム的なわちゃわちゃ感も楽しい!!

 そしてもうひとつの大きな特徴が、運動会要素というか乱戦要素といいますか、周囲のプレイヤーを妨害できるところです。アイテムやスキルで妨害することが可能です。

 このへん、ストイックなレースゲームとはまた違った楽しさが生まれるスパイスとなっており、幅広いユーザーが気軽に遊べるものになっていると感じました。

  • ▲最終コーナーでも演出が入ります。ビットサミットでの試遊版では、途中のスコアが隠されていたので、より結果発表が盛り上がりました!

 もちろん、アクションゲームがうまい人が強いというゲームルール的な公平感はありつつ、多少アクションが苦手でも、アイテムやスキルの使用タイミングでレースを動かせるわけですね。

 このわちゃわちゃ感、学生時代の放課後に友達と集まって遊んだ運動会ゲームや乱戦ゲームに通じるところがあります。

 「負けて悔しい! でも、もう一戦!」な感じですね。良く悪くも純粋なアクションの腕前だけでなく、絶妙な“ゆらぎ”も影響するから、ワンサイドゲームになりにくくて対戦が白熱するんですよね。

種目ごとに異なるゲーム性を味わえそうで楽しみ!

 さて、公式サイトを見ると、他にもこんな種目が用意されています。

・バスケット奪取 ステークス:自分以外は全員ライバル! 変則4人制バスケ!
・ウマドッジ チャンピオンシップ:最後の1人まで生き残れるか!?
・大食い ダービー:食のバトルフィールドで勝利をお届け!

 どれもわちゃわちゃ楽しめそうなゲームに見えるので、早く他の種目も遊んでみたいですね!

  • ▲ビットサミット会場で試遊すると特製うちわがもらえます。対戦で熱くなった体を、うちわで冷ましましょう。

※ゲーム内容は開発中のものです。
(C) Cygames, Inc.

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